【2021年オススメ機械設計ブログ】設計者なら読んでおきたい記事6選

この記事では2021年に執筆された機械設計に関するオススメ記事を紹介します。

技術部門と働き方部門に分けて機械設計者であれば絶対に読んでおきたい記事だけをまとめました。

目次

技術部門

“ばね座金“って本当にゆるみ止めの効果あるの?

“ばね座金“って本当にゆるみ止めの効果あるの?

機械設計者なら誰でも知っているバネ座金。

当たり前のように使っている方が多いです。

ボルトやねじの緩み止めとして用いられますが「なぜ緩み止めとして効果があるか?」の質問に答えることができる機械設計者は何人いるでしょうか?

この記事ではバネ座金は緩み止めとしての効果はボルトの軸力が低い領域で少しだけ効果があるかもという結論に達しています。

様々なエビデンスを元に結論づけられていて誰しも納得の答えただと思います。

当たり前のようにバネ座金を使っている設計者はぜひ読んでみて下さい。

ステッピングモーターとサーボモーターの明確な違いと使い分けを初心者向けに解説

ステッピングモーターとサーボモーターの明確な違いと使い分けを初心者向けに解説

ステッピングモーターとサーボモーターの明確な違いと使い分けを初心者向けに解説

ステッピングモーターとサーボモーターの違いと選定基準を機械設計者向けに分かりやすく書いてある記事です。

両者の違いは値段と機能性ですが年々サーボモーターの値段が安くなってきていて機種によっては価格差がほぼありません。

そんな現状で機械設計者はどうやってモーター選定をすればいいかを想定する使用状況で伝えてくれています。

サーボモーターは高回転を必要とする減速機やボールねじを使用した駆動、ステッピングは間欠運動のような負荷が毎回変動する駆動に適していると述べられています。

他にも位置決め速度や剛性の大小でも使い分けの必要性があると記事では説明されています。

モーター選定は電気設計の仕事と考えている読者がいれば最低限こちらの記事でサーボモーターとステッピングモーターの違いを理解しておけば”できる設計者”として社内に認められると思いますよ。

【解説】軸設計で検討するべき内容について

【解説】軸設計で検討するべき内容について

まさに”軸設計の教科書”と言える記事です。

機械設計者であれば軸設計を当たり前にやっていると思われがちですが意外にやった事がない設計者も多いはず。

経験はあっても流用設計ばかりで1からやったことがないのでできるか不安。こんな思いの設計者もいるのではないでしょうか。

こちらの記事では軸設計をする際に何を検討しないといけないのかが具体的に書てあります。

ロッド・ガイドなどの案内軸では少なくとも以下の事を考えておく必要あります。

  • 推力関係の検討
  • ロッド強度の検討
  • ロッドジョイント部の検討
  • シール部の検討
  • 摺動部の検討
  • ガイド端部の検討

軸設計に不安がある設計者はこちらの記事を読み、軸設計をマスターしておきましょう。

働き方部門

“過去の就活日誌”から学ぶ就職活動のヒント

“過去の就活日誌”から学ぶ就職活動のヒント

これから就職する工業系の学生にぜひ読んで欲しい記事です。

著者は就職活動で一社も落ちなかったまさに就職エリートの方です。

なぜ就職活動で成功できたかの全てがこの記事に書かれています。

工学部の高専、大学、大学院の方達の多くは研究室のツテを使い”簡単”に就社できる会社を選びがちです。

それが悪いとは言いませんが自分の頭で考えて就職する会社を選ばないと入社後待っているのは働く前とのギャップに対する苦しみです。

就職活動とは”自分と向き合う時間”と記事では書かれておりこれがとても大切だと私も思います。

だけど自分と向き合うってなかなか難しい作業ですよね。自分のやりたい事に優先順位をつけて取捨選択する作業と言っていいかもしれません。

それを20歳前後でするのは簡単ではありません。

もし自分に向き合って就職活動を進めたいと思っている学生さんはこちらの記事を参考に就活を頑張ってはどうでしょうか。

「限界まで追い込んでも、上手くいかなかったときの心境」について考える

「限界まで追い込んでも、上手くいかなかったときの心境」について考える

ベンチャー企業で機械設計をしている方の心の声を覗ける記事です。

記事ではとても忙しく、まさに休む暇がない機械設計者の大変さを生々しく表しています。

  • 無茶な納期
  • できるまでやらせる会社

この2つはいつの時代もなくなることがないものです。

そんな時に現場で働く自分はどうしていけばいいかのヒントを与えてくれています。

多くの人は頑張って終わらせようと自分と家族を犠牲にして働き、体と精神を壊してしまい、運が悪ければ後遺症が残っていしまいます。

そんな不幸な事にならないために「自分が破滅しない範囲でリスクをとる」必要があると記事では教えてくれています。

今、長時間残業や会社の人間関係で悩んでいる方は読んで頂くと気持ちが落ち着き次の一歩に踏み出しやすいのではないでしょうか?

私が仕事で悩んだ時はひろゆきさんの本を読む事にしています。

ひろゆきさんの本はいかに効率よく楽しく人生を送れるかのヒントをたくさん教えてくれる本なので興味ある方は読んでみて下さい。

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夜眠れない程しんどい機械設計の仕事|うつになりかけたエンジニアの体験談|

夜眠れない程しんどい機械設計の仕事|うつになりかけたエンジニアの体験談

夜眠れない程しんどい機械設計の仕事|うつになりかけたエンジニアの体験談|

最後に私が執筆した記事を紹介します。

2021年の1月に残業時間が90時間を超えた時の自分の状況を詳細にまとめています。

納期に間に合わせようと頑張ろうとした結果、指先が常に震えるようになり目がかすんでくるようになりました。

「自分は体力もあり、心の強い人間」だと思っていましたがスーパーマンではなかったと思わせられました。

強い精神的プレッシャーを与えられながら長時間労働することの恐怖をこの記事で伝えています。

今は大丈夫な方でも、長時間労働のダメージは蓄積されいつかは自分の身体、心に傷をつけると私は思っています。

長時間労働が当たり前になっている方は一度読んでみて下さい。

技術ブログを知りたい方へ

もっとたくさんの技術ブログを知りたいと思った方はこちらの記事にまとめていますので読んでみて下さい。

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