【参考書紹介】技術士第一次試験、機械部門の専門科目に合格するためのテキスト

この記事では技術士第一次試験、機械部門を受験する方向けの参考書を紹介します。

技術士一次試験の一番よい勉強法は過去問をひたすら解く事です。

しかし以下のような方は今回の記事で紹介する本を購入し勉強をすることをオススメします。

  • 過去問を見ても全く解き方が思い浮かばない方
  • 学校で4力学(材料力学、機械工学、流体力学、熱力学)をあまり勉強してこなかった方
  • 学校で使っていた教科書や参考書を捨ててしまった方

もし上記に該当する方はこの記事を参考にして下さい。

技術士第一次試験の過去問についてはこちらの技術士協会ホームページから過去12年分みることができます。

[box06 title=”あわせて読みたい”]技術士第一次試験の過去問

技術士第一次試験の正答

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目次

過去問が自力で解けない人は「機械部門」合格への厳選100問を使う

技術士第一次試験の過去問を見ても全く解き方が思い浮かばない人は「機械部門」合格への厳選100問をオススメします。

この参考書の良い点は過去問の解き方をベースに解説が詳しくされている点です。

技術士第一次試験「機械部門」合格への厳選100問_内容

技術士第一次試験の専門科目で合格点をとるためには過去問を徹底的にできるようにすることが大切です。

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この参考書では過去、実際に出題された問題の解説を行いながらその分野(単元)の解説をしてくれています。

技術士第一次試験「機械部門」合格への厳選100問_目次

また解説した問題と同様の問題を出題してくれていてその解説もとても丁寧にされています。

この問題集を完璧に解くことができれば過去問の8割は必ず解くことができます。

索引の丁寧さもこのテキストの魅力の一つです。

機械部門」合格への厳選100問_索引

問題集や参考書の中には索引の作りが雑だったり(キーワードが抜けている)、そもそも索引がないものも多いです。

それに比べるとこちらのテキストはキーワードの抜け漏れが全くありません。

私は技術士一次試験の過去問を解いている時に問題文で分からないキーワードがあれば「合格への厳選100問」を使って調べるようにしていました。

まさに辞書代わりとして大変役立ちました。

注意点

注意点としては2つあります。

1つは過去問全てを解説しているわけではないという事です。

各単元に1題の例題と練習問題は載っていますがそれ以外の問題についての掲載がありません。

そのためにこのテキストを完璧にした後は過去問を徹底的にやりこむことをオススメします。

注意点の2つ目は解説では公式を導出する過程は載っていないという事です。

そのためにもっと詳しくその単元に詳しくなりたい方にとってはこのテキストだけでは不十分です。

次に紹介するJSMEテキストシリーズに公式の詳しい導出や写真、図、グラフが載っているので合格への厳選100問を読んでも理解ができない方はそちらを読んでみることをオススメします。

各分野での詳しい解説はJSMEテキストシリーズがオススメ

JSMEテキストシリーズJSMEシリーズのテキストは技術士一次試験、機械の分野別学習にもっともオススメの参考書シリーズです。

このシリーズのよいところは公式だけではなく公式を導出する過程が詳しく載っていることです。

よく大学の工学部で使われる参考書にも公式の導出方法が載っていますが微分、積分だらけで計算の一部が省略されていることもあり読む気すら起きない時があります。

それに比べJSMEシリーズの参考書は計算を省略せず、かつ難しいところには詳しい解説が載っているので数学が苦手な人にも分かりやすいです。

また写真、図、グラフが豊富なのでイメージを自分で作りやすいので公式が頭に残りやすいと私は感じました。

JSMEテキストシリーズ_内容

この参考書に載っている例題から技術士一次試験に出題される問題もあるので参考書としての役割だけでなく問題集としても使う事ができます。

JSMEとはThe Japan Society of Mechanical Engineersの略で明治30年(1897)に創立され、機械工学とその関連分野の学会

材料力学を勉強したい方へ

材料力学を勉強したい方はJSMEの材料力学のテキストを勉強しておけば十分です。

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技術士一次試験の中で材料力学は毎年10問程度(全問題数35問)出題されるため最重要単元です。

そのため過去問をやりながらJSMEテキストで勉強するのがよいでしょう。

ただし材料力学の全体の雰囲気をつかみたい方やJSMEのテキストを難しいなと感じる人はこちらの本がオススメです。

現役の技術士である田口さんが書かれた本です。

材料力学の概要が分かりやすく書かれており、図も豊富なため材料力学を苦手にしている人にはこちらの本を先に読んでから過去問をやるとよいと思います。

機械力学を勉強したい方へ

機械力学はJSMEテキストの「機械工学のための力学 」と「振動学」を使って勉強するのがよいです。

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「機械工学のための力学 」は機械力学の範囲で出題される

  • 運動方程式
  • 並進運動、回転運動
  • 慣性モーメント

これらの分野の勉強にもってこいの本です。

これらの分野は計算が多くかつ微分や積分を多く使うので数学が苦手な人にとっては勉強しづらい範囲です。

JSMEテキスト機械工学のための力学は細かな計算も省略せずに問題を解いているので数学な苦手な方でも勉強できる本です。

参考までにこのテキストの目次を貼り付けます。(クリックorタップで拡大されます)

機械工学のための力学JEMEテキスト_目次 機械工学のための力学JEMEテキスト_目次2

振動学のテキストは以下の範囲を網羅しています。

  • ばね
  • 減衰
  • はりの曲げ振動

振動についてもJSMEテキストなら図が豊富で大変分かりやすく書かれているので振動について勉強したことがない方にもオススメできるテキストです。

制御を勉強したい方へ

制御の分野は機械の技術士一次試験を受験する方にとって苦手としている方も多いのではないでしょうか?

  • 学生時代勉強していなかった
  • 他の分野に比べてイメージが湧きづらい

このような理由から制御を苦手として、この範囲を捨ててしまう方もいます。

しかしそれはもったいないことです。

制御範囲は毎年5問程度は出題され、問題も簡単で過去出題された内容とほぼ変わらないことが多いからです。

私も資格勉強を始めた当初は全く分かりませんでしたがJSMEテキストを使いながら過去問を勉強することにより制御に対して苦手意識は少なくなりました。

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JSMEテキストの図の豊富さや具体例の多さによりイメージが持てるようになり制御を理解できるようになったからです。

もし制御が全くイメージできない方はJSMEテキストを使って勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

ラプラス変換や微分方程式が分からない方

制御の範囲には大学数学で勉強するラプラス変換や微分方程式が多くでてきます。

これらはイメージがつきにく制御の中でも最もイメージがつきづらい分野です。

そのために参考書を読むよりは「具体的に問題を解く」方が理解しやすいと私は思います。

私は「キャンパス・ゼミ」シリーズを使って問題を解く作業をしました。

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キャンパスゼミシリーズは大学受験の参考書のように分かりやすくかつ、具体的な解法が詳しく書かれているテキストです。

  • 教科書や専門書では計算が省略されている
  • 教科書は概念がばかりが書かれていてイメージができない

こういった方にオススメです。

私もラプラス変換は専門書を読んでも理解できませんでしたがキャンパスゼミのラプラス変換を読んでイメージをつかむことができるようになりました。

流体力学を勉強したい方へ

流体力学を勉強したい方はJSMEの流体力学のテキストがまさに最適です。

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図が豊富で難しい式の計算も省略せず書かれているため私は流体力学はこの一冊と過去問だけで勉強しました。

流体力学だけに限らずJSMEテキストの良いところは索引の丁寧さです。

索引にキーワードが網羅されているので過去問を解いている時や「合格への厳選100問」を使って勉強している時に分からないワードを索引を使ってすぐに調べることができます。

流体力学-JSMEテキストシリーズ_索引

流体力学を初めて勉強する人や学生時代苦手だった人にとっては流体力学は専門用語の塊です。

そんな方達が過去問でつまづいた時に楽に調べられるかはとても大事です。

勉強の効率が上がり、ストレスなく資格取得勉強を進めることができます。

熱力学を勉強したい方へ

熱力学についても他の分野と同様にJSMEのテキストでまずは勉強するのがいいです。

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初学者でも理解しやすい書かれ方をしており、図やグラフも豊富なところがこちらのテキストのよいところです。

熱力学の分野ではエントロピーやエンタルピーといったイメージしづらい考え方がでてきます。

それについてはヨビノリさんの動画を見るとイメージができやすいので大変おススメです。

 

わたしもヨビノリさんの動画を見てから参考書を読むと、初めから参考書を読むよりも簡単に頭に入って来る感覚になりました。

物理や数学について苦手意識のある方は一度視聴してみて下さい。

このテキストは必要ない

私が技術士一次試験合格に向けて買ったテキストであまり使わなかった参考書がこちらです。

この本は技術士第一次試験「機械部門」専門科目の基礎知識とキーワードを1冊にまとめたテキストなのですが私はあまり活用できませんでした。

と言うのもこのテキストは1つの分野の専門書に比べると詳しく書かれていなく、キーワード集のようになっています。

このテキストを使って勉強するよりもJSMEテキストを使った方が自分の理解につながると思います。

またこの記事の一番最初に紹介した「機械部門」合格への厳選100問にもキーワードとその解説が十分に書かれているのでわざわざ「専門科目受験必修テキスト」を買う必要は私はないと思っています。

技術士一次試験関連記事の紹介

技術士一次試験を受験し合格するまでのプロセスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

  • そもそも技術士って何?
  • 技術士一次試験を受けるメリットってあるの?
  • 勉強方法について困っている

こういった悩みを解決できる記事はこちらに用意しています。

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