技術士第一次試験、機械部門の専門科目に合格するための勉強方法

この記事では技術士第一次試験、機械部門の専門科目に合格するための勉強方法を詳しく解説しています。

王道の勉強方法は過去問をひたすら解き、完璧にできるようにすることです。

なぜなら技術士一次試験は過去問からの類似問題が非常に多いからです。

しかし過去問が全く解けない方や一から機械の勉強をしないといけない方もいると思います。

そういった方はぜひこの記事を読み進めて下さい。

目次

王道の勉強方法は過去門をひたすら解いていく

技術士一次試験、機械部門専門家科目を合格するために最もよい勉強方法は過去問をひたすら解いて過去10年分を完璧にすることです。

なぜ過去問を解くのが一番よいのかというと、技術士一次試験は過去問から全く同じ問題類似問題が多数出題されるからです。

毎年7割から8割程度は過去問の類似問題です。

技術士一次試験の専門科目はマークシート方式で35問中25問を選び、そのうちの50%以上(13問以上)正当したら合格です。

そのため過去問を完璧にできるようになっていれば間違いなく専門科目に合格することができます。

極端な話ですが問題の解き方の丸暗記のみでも合格することは可能です。

合格するだけであれば理解よりも丸暗記した方が効率が良いと言えるでしょう。

2017年に合格した佐藤さんもこのように教えてくれました。

ただし丸暗記だけでは覚えずらかったり、そもそも技術士一次試験を自分の知識を深めるために受験する方は上記の丸暗記のやり方はよくないです。

また過去問を解いてみれば分かりますが初見ではなかなか難しく、大学の工学部出身の方でも全く解けなくてもおかしくはありません。

一次試験の過去問と正答は技術士協会のホームページにありますがこちらには解説が一切のっていないのも勉強する方にとっては辛いです。

もし一度も問題を見たことがない方は下記のページに過去問が掲載されているので見てみる事をオススメします。

[box06 title=”あわせて読みたい”]技術士第一次試験の過去問

技術士第一次試験の正答[/box06]

もし過去問を解いてみて全くできない方は次に紹介するテキストを使って勉強するのがオススメです。

一次試験の過去問が難しいと感じた場合

上記で過去問を完璧に解けるようにすることが技術士一次試験機械部門の合格へのコツだとお伝えしました。

しかし過去問を自力で解くことができるのは大学時代にしっかりと4力学(材料力学、機械工学、流体力学、熱力学)を勉強されてきた方のみだと思います。

私も大学で機械工学について学びましたが一次試験の過去問を初めて解いた時は全く歯が立ちませんでした。

私を含めて過去問を解けない方はまず「機械部門」合格への厳選100問というテキストをやるのがオススメです。

「機械部門」合格への厳選100問をまずは解いてみる

この参考書は過去、実際に出題された問題を例題にして

  • 問題の解き方
  • 公式の紹介
  • 関連知識
  • 練習問題

が詳しく載っています。

技術士一次試験の範囲全て網羅してあるのでこのテキストをやりこめば間違いなく、過去問が解けるようになり、過去問が解けるので本番の試験でも合格点をとることができます。

注意点としてはこのテキストは解説や関連知識が詳しくのっているのですが問題を解くのには必要ない知識ものっています。

そのため、「テキストを完璧にできるようにしよう!」と思い関連知識を覚えようとする方もいますが合格するだけであれば不要です。

むしろ非効率と言ってもいいでしょう。

まずは合格できるように例題と練習問題が解けるようになることを目指すのがこのテキストの使い方です。

[box06 title=”あわせて読みたい”]過去問が自力で解けない人は「機械部門」合格への厳選100問を使う

[/box06]

分からないことがあればJSMEテキストで調べる

上記で紹介した「機械部門」合格への厳選100問や技術士一次試験の過去問を解いている時に分からない用語や解き方が分からないことがでてくると思います。

そういった時に参考になるのがJSMEテキストシリーズです。

JSMEテキストシリーズ

このテキストは各分野について分かりやすい言葉を使いながら丁寧に解説してあるのが特徴です。

そのため現役の大学生、大学院生で工学系の科目が苦手な方学生時代にあまり勉強してこなかった方でも理解できる内容です。

  • 材料力学
  • 機械力学
  • 制御
  • 流体力学
  • 熱力学

技術士一次試験にでてくる全ての分野を網羅しています。

こちらの記事でJSMEテキストについては詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。

[box06 title=”あわせて読みたい”]4力学分野の詳しい解説はJSMEテキストシリーズがオススメ
[/box06]

JSMEテキストの使い方としては過去問や「機械部門」合格への厳選100問で勉強している時に分からない用語や公式、解き方を調べます。

テキストの後ろの方に索引があるので分からない用語をこちらから調べることができます。

JSMEテキストを1ページ目から学習しても構いませんが技術士一次試験は範囲が広いため、全てのテキストを完璧に勉強しようと思うと相当な時間が掛かります。

そのため、自分の分からない箇所、分野に時間を掛けて調べるやり方が技術士一次試験合格の近道です。

「機械部門」合格への厳選100問を勉強した後でも過去問を解く

「機械部門」合格への厳選100問とJSMEテキストを使いある程度問題が解けるようになった後に必ず過去問を解くようにしましょう。

「機械部門」合格への厳選100問だけできるようになって満足していては合格が危ういです。

なぜなら「機械部門」合格への厳選100問に掲載されていない問題も過去問では多数出題されているためです。

ある程度は過去問を解ける、または似たような問題がテキストに載っていたなというレベルまではできますが過去問が必ず解けるレベルにはなっていないと思います。

繰り返しになりますが過去問が完璧に解けるようになって技術士一次試験は合格確実レベルになります。

そのために「機械部門」合格への厳選100問で勉強した後は必ず過去問を解いて、完璧にできる状態までしておきましょう。

技術士一次試験関連記事の紹介

技術士一次試験を受験し合格するまでのプロセスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

  • そもそも技術士って何?
  • 技術士一次試験を受けるメリットってあるの?
  • 勉強方法について困っている

こういった悩みを解決できる記事はこちらに用意しています。

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