機械メーカーの仕事

機械メーカーでのサービスエンジニア業務の面白さ|経験者のリアル体験談|

機械メーカーでのサービスエンジニア業務の面白さ_経験者のリアル体験談

サービスエンジニア業務とはお客様に納入された機械の修理やメンテナンス業務を主に行う仕事です。サービスエンジニアリングの呼び方の他にフィールドエンジニアリングと呼ばれる事もあります。

私は機械設計職として機械メーカーに就職しました。しかし1年目、2年目は主にお客様に納入された機械の修理や点検と言ったサービスエンジニアリング業務を行っていました。

年間50泊以上はホテルに宿泊し北は東北、南は九州まで毎月新幹線や飛行機に乗る生活をしていました。

日本中にある機械を修理・メンテナンスする作業は私にとって面白い仕事でした。人によっては出張が多く、お客様とのコミュニケーションが求められるこの業務を嫌がる人もいます。

しかし出張を楽しみ、お客様とのコミュニケーションも慣れてしまえばつらい仕事ではなく楽しい仕事になります。

今回の記事では私の経験を元にサービスエンジニアの仕事内容と面白さについて紹介します。

サービスエンジニア以外の仕事も機械メーカーには存在しています。

  • 企画
  • 開発
  • 設計
  • 営業

これらの仕事の紹介は以下の記事で行っています。

 

サービスエンジニア業務とは

サービスエンジニア業務とはお客様に納入された機械の修理やメンテナンス業務を行う仕事です。サービスエンジニアリングの呼び方の他にフィールドエンジニアリングと呼ばれる事もあります。

街中で大きめの車に工具をたくさん積んで走っている車を見た事があると思います。こういった車に乗って各現場で機械の作業をしている人達がサービスエンジニア(フィールドエンジニア)の人達です。

サービスエンジニアのイメージが分かる写真を掲載します。

 

写真は材料試験機メーカーの安田精機製作所さんのサービスエンジニア募集ページから借用しました。作業着を着て工具を車に積み込み客先で機械のメンテンナンス作業をするのがまさしくサービスエンジニアです。

サービスエンジニアに向いている人は

  • 機械や工具が好き
  • コミュニケーション能力がある

これのどちらかを有している人が向いているとされています。もし両方を兼ね備えている人であればサービスエンジニアにピッタリな方です。

工具を使って機械を修理する業務をサービスエンジニアはやっていかなければいけません。そのため機械の事に詳しくなる必要があります。扱う機械は会社によって様々です。

  • 工作機械
  • 医療機器
  • 製薬機器
  • 食品製造機械
  • 半導体製造装置

などがあります。サービスエンジニア達は会社が扱う機械の構造や特性を入社後の研修や業務の中で学んでいきます。

サービスエンジニアはコミュニケーション能力が一番重要

私が数年のサービスエンジニア業務をして感じた事はサービスエンジニアに最も重要な要素はコミュニケーション能力という事です。

技術が多少低くてもコミュニケーション能力で現場を乗り切っている先輩や他社のサービスエンジニア達をたくさん見てきました。

ここで言うコミュニケーション能力とは以下の2つです。

  • お客様の欲している事を感じる力
  • 自分が伝えるべき事をお客様に伝える力

おしゃべりが上手な人をコミュニケーション能力が高いと言うわけではありません。特にサービスエンジニアにおけるコミュニケーション能力においてはおしゃべりの上手い、下手は全く関係がありません。

それよりもまずお客様がどんな事を欲しているのかを感じる力が大切です。一言で表すと空気が読める人です。

お客様が望んている事は1人1人違っています。同じ会社であっても担当者が別の人の場合180度意見が違う事も多いです。

そういった時にその人が望んている事を言葉や態度から感じ取り臨機応変に対応できる力がサービスエンジニアに最も求められる資質です。

サービスエンジニアへの応募資格は普通自動車運転免許のみ

サービスエンジニア職として働くために必要な資格というのはありません。特別な免許も必要ないです。

しかし車の普通自動車免許のみは必須な会社が多いです。これは会社の車もしくはレンタカーでお客様の工場やオフィスに行く必要があるからです。

免許がない方が採用されるのは非常に難しいのです。もしサービスエンジニア職になりたいと考えている方は自動車免許を取るようにしましょう。

客先での機械メンテナンスの仕事は面白い

お客様の工場や会社での機械メンテナンス作業はとても面白いです。メンテナンス業務には機械に油を差したり、分解して清掃する定期的な業務と機械が故障した場合に修理をする突発的な業務があります。

この中でやりがいがあるのは機械の修理業務です。

なぜやりがいがあるかと言えばお客様が困っている状況を助けられるので正義のヒーローのようになれるからです。

自分が持っている機械の知識と工具を駆使して壊れた機械を直し、お客様の安心した表情を見た瞬間はサービスエンジニアの仕事をやっていてよかったなと心から思う事ができます。

私は薬や食品を加工する機械メーカーで働いています。そういった会社の機械が止まってしまうと働いている人達は非常に困ってしまいます。薬や食品の製造をしなければいけないのに機械が動かなけらば生産する事ができないからです。

生産が遅れればその遅れを取り返すために残業や休日出勤をしなければいけない場合もあります。製造現場で働いている人達は小さい子供がいる女性も多いです。そういった方達が残業をさせる事は子供と過ごす貴重な時間を奪ってしまう事にもなるのです。

サービスエンジニアは製造現場で働いてる人達のサポートをする事ができます。そのため良い仕事をすれば彼女達から感謝してもらえ、大きなやりがいを感じる事ができます。

サービスエンジニアとして働くメリット

社内の作業ではなく各地で仕事ができる

サービスエンジニアはお客様の工場で仕事をします。多くの場合1人のサービスエンジニアが1つの工場を持っている場合は少ないです。何件も掛けもしている場合が多く月曜日はA工場、火曜日と水曜日はB工場、金曜日はC工場のようにいろいろな場所で作業をします。

社内で同じことばかりの作業ではないので飽きずに仕事をする事ができます。機械系の仕事、特に製造の仕事は同じ作業場でひたすら同じ作業を繰り返す事がありますがサービスエンジニア業務の場合はそういった事はありません。

たくさんの種類の機械を様々な現場でメンテナンス、修理をするので仕事に飽きる事はありません。

チームではなく1人で仕事ができる会社もある

業務内容によってはサービスエンジニアとして常に1人で作業ができる仕事もあります。

研修期間中は先輩と一緒に現場を回りますが研修期間が終了すれば1人で車に乗り各地の現場で仕事ができます。

1人作業は人間関係のストレスを大きく低減する事ができます。人に合わせる事なく自分のペースで仕事をできる職種は大変珍しいです。

もし1人で現場に行ける仕事を探している場合は応募時や転職の面接の際に確認しておきましょう。


給料の他に出張手当がもらえる

会社によっては給料とは別に手当てがもらえるのもサービスエンジニア職の魅了です。

  • 出張手当
  • 外勤手当

こういった手当てがでる会社もあります。また出張時のホテルの宿泊代が実費(実際に払った金額)ではなく定額支払いの会社の場合は安いホテルに宿泊すれば差額分をもらう事ができます。

サービスエンジニア職を希望する場合の探し方

転職サイトやハローワークでサービスエンジニア職を希望する場合は

  • サービスエンジニア
  • フィールドエンジニア

こういった条件で検索をしましょう。

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