機械設計者の面接で見られているポイント

機械設計者にこれからなろうとする方や現在も機械設計者として働いていて別の会社で同じように設計者として働こうと思っている方が必ず通る関門に面接があります。

面接で毎回落とされてしまう人や面接を苦手だなと感じている人は少なくないです。

それは機械設計者の人達はコミュニケーション能力がずば抜けて高い人はいないという理由もあります。

しかし面接を苦手と思う必要は一切ありません。面接者が機械設計者を採用する際に見ているポイントはいくつかしかありません。

「お客様とのコミュニケーション能力」、「図面を正確に描ける真面目さ」、「納期までに必ずやり抜く力」、「設計現場を明るくさせる笑顔」

この4つのポイントをしっかり押さえれば面接を通過する確率がグッとアップします。ではこの4つについて解説していきます。

目次

お客様とのコミュニケーション能力

機械設計者のイメージはパソコンに向かって図面をもくもくと描いているイメージが多いです。これは正解でもあり不正解でもあります。

機械メーカーの設計部門では営業部門や企画部門から仕様書をもらいそれを元に図面を作成するというのが主な仕事です。

そのため仕事の多くの時間を図面とにらめっこしてしています。

その一方でお客様との仕様打ち合わせや他の機械設計者、電気設計者、ソフト設計者と機械の仕様を擦り合わせていく仕事もあります。

お客様とのコミュニケーション能力とはお客様の要望を聞いて、それに対して120%の提案ができる事を指します。

要望を聞いて、提案をするというのは営業の仕事なのではないかと思っている方も多いですがそれは間違いです。仕事をとってくるのは営業の仕事ですが営業は詳細まで把握していないため大枠でしか仕事を取ってきません。

細かく機械の仕様を決めていくのは機械設計者が主体となって決めていく事が多いです。特に中小企業の機械メーカーの場合は人の数が限られているため機械設計者兼営業のような事もあります。

そのため機械設計者にはお客様と話が普通にでき、更に提案できる人が求められます。

この力を面接でアピールするには面接官の質問の意図を理解し、面接官が欲しい答えを言う事ができる力を見せます。

例えば「弊社ではこれから○○の機械を開発しようと考えていますがその力になれる事はできますか?」と質問されたとします。

面接官の意図としては「この受験者は○○の機械を開発する力があるのか」を問うています。

それに対して「○○の機械はやった事がない」と一言でも答えてしまえばこの人はお客様とのコミュニケーション能力もなさそうだなと見られてしまいます。

もし○○の機械の開発をやっていない場合でも「△の機械の開発を1からやった事があり、その経験を○○の機械の×の分野で生かす事ができると考えています」のように積極的に提案しましょう。

たとえそれが間違っていたとしてもその積極性はコミュニケーション能力があると面接官にアピールする事ができます。

図面を正確に描ける真面目さ

機械設計者の一番の仕事は組図を作成することです。

仕様書に基づいて設計書を作り設計書から更に組図を作成します。その後、組図から部品図にバラシを行い出図します。

設計者が全てを行う事もありますしCADオペレーターにバラシと出図はお願いする場合もあります。

どちらにしても必ず図面を描く作業が求められます。図面には正確な情報を入れてあげる必要があります。

なんとなくでは正確な図面を描くことができません。形状、寸法、材質、表面処理全てを正確に図面に落とす必要があります。

そのため設計者には真面目さが求められます。ここが営業とは違うところです。決してノリだけでは仕事は上手くいきません。

面接官、特に人事ではなく設計部門の人が面接官をする時は真面目さをよく見ています。なぜなら自分の部下がだいだいの図面しか描かない人間だったら検図をする自分が大変になるからです。

面接の時のポイントはいかに「この人と働きたい」と思ってもらえるかどうかです。これを深く意識します。

真面目で図面を正確に描けますよとアピールします。ただし「あなたは図面を正確に描けますか?」と正直に聞いてくれる面接官はいません。

そのため真面目さをアピールするには話し方、服装です。話し方はいかにも真面目に服装は清潔感があるものを意識して面接に臨みましょう。

納期までに必ずやり抜く力

3つ目にポイントになるのは納期までにやり抜く力です。

どの仕事でも納期がありますが機械メーカーは特に納期に厳しい会社です。

機械の納期が遅れるという事はお客様の会社の商品の製造が遅れるという事です。

生産が遅れればその間の人件費や土地代等のお金が無駄になります。ですので1日でも早く機械を納入して生産を開始したいというのがお客様の本音です。

こういった事情があり機械メーカーは納期に対して厳しく見られます。その中で設計部門は機械を製造する上での根幹なので必ず納期を守らないといけません。

納期を守るため徹夜をしたり休日出勤をしたりする事もあります。それくらい何が何でも「納期に間に合わせる」という気持ちを持っている人を欲しています。

それを面接でアピールする必要があります。「納期を守り仕事をやり抜く力」を簡単にアピールする方法は自分が今までに仕事をやりきった経験を伝える事です。

既に機械設計を経験している人であれば必ず今までに納期が厳しかった経験があるでしょう。その経験を伝え、大変な状況下でもどんな工夫をして納期を守ったのかを伝えましょう。

機械設計が未経験な人も他の仕事やアルバイトで時間がない中で何かをやりきった経験が人生で1つ2つはあるでしょう。その経験を面接官に伝えて自分は納期を必ず守る人間だという事をアピールしましょう。

設計現場を明るくさせる笑顔

「コミュニケーション能力」、「真面目さ」、「納期までにやり抜く力」これが機械設計者に求められる基本的な力です。

それとは別に意外と大事だと考えられていないけど大切な事が「現場を明るくさせる力」です。

設計現場は基本的にはパソコンに向き合い無言で図面と格闘しています。それを毎日8時間もするのはいくら設計が好きな人でも大変です。

特に納期が迫っている設計者はストレスが溜まっている事が多いです。そういった設計現場を見ている面接官である設計部の部長や課長は明るい人を求めている人が多いです。

暗い人よりは明るく、ちょっとの事で笑いが起こるような楽しい雰囲気を持ち合わせている人を採用したいと考えています。

決して面白い事を言う必要はありませんが楽しい雰囲気を出すという意識は持っておいた方が面接の突破率が高いです。

まとめ

機械設計者の面接を突破するために大切な事は3つ

  • お客様とのコミュニケーション能力
  • 図面を正確に描ける真面目さ
  • 納期までに必ずやり抜く力

さらにあった方がよい能力

  • 設計現場を明るくさせる笑顔
よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる