【機械設計者必見】今の仕事に不満がある時にやるべき行動集

会社内の不満を持っている機械設計は多いです。

  • 人間関係
  • 給料
  • 職場環境

しかし不満を解消しようと実際に行動する人はほとんどいません。

そもそも何をしたら改善するのか分からない人が多いと思います。

この記事では職場に不満がある設計者が今すぐやるべき行動について解説します。

目次

何が不満かを書き出す

まず機械設計者としてあなたが働いていて何に対して不満があるのかを書き出してみます。

考えるのではなく実際に紙やスマホのメモ帳などに文字として落とし込みます。

恐らく1つではないはずなので、自分が思いつく限りの不満を書き出します。

なぜこの作業をやるのかというと心の中では”不満”と思っていたことも実は書き出してみるとそれほどでもなかったり、書くだけで心が落ち着く効果があるからです。

書き出し不満を並べてみた時に本気で改善したいと思っている項目を最重要課題とし、まずはそれのみ改善させます。

もちろん全ての不満や悩みを解決したいのですが全てに手をつけると中途半端になり、結局どの不満も解決できない事が多いです。

自分が以前よりも楽しく仕事ができるようになったと実感することが大切なので改善する項目はまずは1つに絞りましょう。

あたなが今すぐやるべき行動

人間関係が不満なら

もし人間関係を最も解決させたいと感じていたらまず職場の誰のどんなところが不満なのかも紙やスマホのメモアプリに書き出します。

例えば「Aさんの高圧的に自分の設計に対して文句を言われることがストレス」このように書きます。

次にどうしたらそのストレスを解消できるのかの解決策も書き出していきましょう。

先程の例で言えば「設計に対して文句を言われても気にしない」。「上司に相談し注意をしてもらう」などがあります。

後はこれを愚直に実行するだけです。

上司に相談したりするのは難しいと思う人もいるとは思いますが誰かに相談しなければ人間関係の状況は変わりませんので頑張って相談する癖をつけておきましょう。

少し話はそれますが、こういった人間関係のストレスは機械設計者なら多く抱えていると思います。

設計者は繊細な人も多く、他人から見ると大したことがない言動もストレスに感じます。

もしかしたらHSP(人よりも繊細な心の持ち主)さんである可能性もあるので専門の本で自分の心を学ぶのもいいでしょう。

給料が不満なら

機械設計者が給料で不満がある場合、解消方法は3つです。

  • 現在の会社と交渉し給料を上げてもらう
  • 転職する
  • フリーランスになる

現在の会社と交渉し給料を上げてもらう

会社と交渉し給料を上げてらもう場合は直属の上司にまずは相談してみましょう。

「今の給料だと将来に対して不安があり転職を考えています」のように相談を持ち掛けてみるとよいでしょう。

一定規模の会社になると部下が辞めてしまうのは自分の評価にも影響するので親身になって話を聞いてくれます。

数名から数十名の会社でも少ない人員でやりくりしているので機械設計者に辞められてしまうと困るので話を聞いてくれるでしょう。

もし全く聞く耳を持ってくれない場合は交渉の余地がないため諦めて転職やフリーランスとして働く事を考えます。

もし上司や会社が話を聞いてくるのであれば交渉してみましょう。

もちろん会社の業績や会社から自分への評価具合によって交渉が成功するとは限りませんが少なくても給料アップを望んでいると上司や会社に植え付けさせるだけでも大切です。

転職する

機械設計者が給料を上げるために最も現実的なのが転職することです。

特に今の時代は機械設計者に限らず20代や30代でも自分の待遇を上げるための転職も普通です。

機械設計者で数年の経験以上があれば立派な職務経歴があると見てくれ転職の難易度も高くありません。

転職して必ずしも給料が上がるとは限りませんが一般的に見ても転職者の3割は給料が上がっています。

(厚生労働省令和2年転職者実態調査の概況より)

機械設計者としての力を相手企業に認めされる事ができれば給料アップも難しくはありません。

もし転職で給料アップを考えているのであればまずは転職エージェントに相談するのがいいです。

転職方法は一般的に

  • 転職エージェント
  • 転職サイト
  • ハローワーク
  • 知人の紹介
  • 企業への直接応募

がありますが、機械設計者が給料アップを目指すのであれば転職エージェントがいいです。

なぜなら転職エージェントを利用すれば自分の事を理解してくれ、希望である給料が上がりそうな会社を紹介してくれる可能性が高いからです。

そして転職を成功させるために様々なサポートを無料でしてくれます。(これが彼らの仕事です)

もし給料アップを目指しているなら一度転職エージェントに相談してみましょう。

機械設計者の転職でよく利用されているのがマイナビエージェントJAC Recruitmenです。

どちらも評判が高く、自分に合った求人を紹介してくれます。

全て無料でできるので登録だけしてどんな求人があるのかをみるだけでも給料の相場感が分かりますよ。

転職エージェントの利用方法について不安がある方はこちらの記事で詳しく解説しています。

初めての転職エージェント登録が不安な方へ

フリーランスになる

フリーランスになって給料という考え方でなく、自分でお金を稼ぎ出す方法も収入アップが見込めます。

日本でフリーランスの機械設計者は数は多くありませんが一定数います。

フリーランスの設計者は企業に所属せず機械設計事務所やメーカーから業務委託で仕事をもらっています。

自分の実力次第と営業力次第で単価を上げる事ができ、残業規制もないので好きなだけ働けるので年収1000万円以上も可能です。

ただ1番難しいのは仕事の獲得方法です。

フリーランスになっても待っているだけでは仕事を獲得できないので営業する必要があります。

機械設計者は一般的に営業を苦手にしている事が多いのでそういった方は自分がこれまでに在籍した会社や人脈を使って仕事がないか聞いてみるのがよいです。

全く人脈がなければまずは機械設計者の派遣として働く方法もあります。

派遣先の会社で仕事をし派遣先から仕事を得たり、自分が担当したお客様から仕事を得るやり方です。

どちらも信頼されなければ難しいですが一度信頼を得られれば定期的に発注してくれるお客様になるでしょう。

派遣会社に転職する方法はいくつかありますが転職エージェントを使うのが自分自身が楽に転職できるのでオススメです。

マイナビエージェントdodaが大手の転職エージェントなので安心感もあります。

機械派遣会社の紹介や履歴書、職務経歴書の作成方法など転職に関する事であれば全て無料でサービスを受けることができます。

仕事内容、職場環境が不満なら

仕事内容や職場環境に不満がある場合はまずは直属の上司に相談してみましょう。

機械設計者のよくある仕事内容への不満の1つに”機械設計をやらせてもらえない”事があります。

大手メーカーの設計者や30歳以上の経験のある設計者だと図面をかく仕事よりも社内・社外の調整作業、図面の検図やアドバイスが主になってしまい自分で設計できない不満です。

こういった不満は自分だけで悩んでいても解決しないので上司に相談し、自分のやりたい事をぶつけてみましょう。

会社の状況により職務内容は異動が認めらないケースもありますがまずは自分の気持ちを伝えなければ会社は100%行動してくれません。

自分の想いを伝えてやっと上司や人事部の人が動いてくれるので何事も伝えることが大切です。

職場環境についてもテレワークができないや副業禁止の会社もまだまだ多いです。

しかし自分からそういった環境を変えたいと会社に伝えることにより少しづつですが自分の理想的な環境に変わっていく可能性があります。

テレワークや副業についても国が推進しているので会社としては社員からの声があれば認めていく方向に変わっていくと思います。

テレワークは、ウィズコロナ・ポストコロナの「新たな日常」、「新しい生活様式」に対応した働き方であると同時に、働く時間や場所を柔軟に活用することのできる働き方として、更なる導入・定着を図ることが重要である。

厚生労働省 テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドラインより抜粋

副業・兼業に関する裁判例では、労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には労働者の自由であるとされており、裁判例を踏まえれば、原則、副業・兼業を認める方向で検討することが適当です。

厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドラインより抜粋

もし声を上げても会社に変化がなければ残念ですが転職しかありません。

すぐに転職エージェントに登録し自分の想いや希望を伝え理想とする会社で働きましょう。

【徹底解説】機械設計の転職におすすめ!転職エージェントの選び方〈2021年版〉

行動をしなければ何も変わらない

この記事では機械設計者が不満を感じた時に取るべき行動について伝えました。

どの事にも言えますが”自分で行動しなければ状況は改善しない”です。

心の中で思っているだけでは会社や周りの環境が自分の理想に変わっていくのはまずないと考えて下さい。

自分で行動を起こすことで少しづつですが楽な人間関係、理想の給料、好きな仕事で働くことができます。

自分なんて無理だと思わずに行動してみましょう。

困った事や相談があればこちらの問合わせフォームツイッターのDMからご連絡下さい。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる