当サイトの管理人が実際に読んで有益となった本を紹介します。
管理人の本業である機械設計に関する本をお探しの方はこちらを参考にして下さい。
バーチャル・エンジニアリング-周回遅れする日本のものづくり-
- 3DCADを導入する理由が分からない方
- 車業界に勤めている方
- 日本の製造業をレベルアップさせたい方
日本の車メーカー「ホンダ」の技術者が長年の現場経験を元に書いた本です。
日本のものづくり現場でよしとされている「すりあわせ」技術にフォーカスしています。
欧州では3DCADをはじめとした「バーチャルすりあわせ」が主流な現場において日本ではまだまだ2DCADが使われていることについての危機感を述べています。
自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術
- 職場の人間関係で悩んでいる方
- 自分の将来について不安な方
- 自分の事をスキルがない人、能力が欠如してると思ってしまう人
タイトル通りの本で他人と自分を切り離して物事を考えてみようという趣旨の本です。
私は仕事の人間関係で悩んでいる時に読みました。
職場で嫌いな人、自分とは合わない人をどうしても許せなかったのですがこの本を読んで少し気分が落ち着きました。
「他人のことなんて考えてもしょうがない」、「自分の幸せだけを最大限考えよう」とこの本を読んで考えることができました。
1%の努力
- 自分の仕事が会社で報われていないと感じている方
- 不器用な生き方をしているなと思っている方
- 絶対に社会で成功したいと思っている方
この本はメーカーで働く設計者は全員読んで欲しい本です。
僕が1番響いた言葉があります。
「自分の持っている能力や機能をどこのポジションに持っていけば人生が楽になるのか。それをいつも考えていると人生が生きやすくなるしシンプルに楽しい」
メーカーで働いているとやるべき事がたくさんあります。それは本来の自分の仕事である設計以外の仕事ではないでしょうか?
何でも完璧にやることを会社に求められる設計者。
スーパーマンならできますが凡人なら諦めて自分が1番得するポジションを身につける方が幸せです。
この本は忙しい人が幸せになるヒントを与えてくれる本です。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
- 何となく生きづらいと感じている方
- 人の感情や心情によく気が付く方
- 人が多い場所や職場にいるだけで気疲れしてしまう方
HSPという人達をご存知ですか?
Highly Sensitive Personの略で他の人よりも繊細な心の感性を持っている人達を指します。
- 人の表情や動きを見ただけでその人の感情が読み取れる
- 今の状態だけでなく未来の状態を想定して行動できる
こういった能力を持った人達です。
この能力は良い面もありますが時に他人を優先させ過ぎて自分の身体や心が苦しくなります。
この本はHSPの方が生きやすい人生を作るためのヒントになる本です。
著者は大学の工学部を卒業し、メーカーに就職、6年勤務した後、心のバランスを崩し2年間の休職を経験された方です。
メーカの技術者の中にはHSP(本の中では繊細さんと呼んでいる)の方も多いんじゃないでしょうか?
自分の心が他人よりも繊細だと感じ、息苦しいと感じた方はこの本を読みましょう。
理系の[採用・活かし方]トリセツ
この本のオススメ対象者
- 理系の新卒を採用したいと思っている方
- 理系人材の気持ちを知りたいと思っている方
- 理系の人とのコミュニケーションに苦手意識を持っている方
本書は企業の経営者や人事担当者向けに理系の新卒を採用するための本です。
理系の人の心情を的確に言語化されており、機械設計者として働く私も随所に「そうそうそうそう」とうなずく場面がありました。
まるで自分の心を代弁してくれている感覚です。
もし理系の人とのコミュニケーションに困っている方は本書を読めば彼らがどんなことを望んでいるかを把握できるのでコミュニケーション向上に役立ちます。
理系が多い職場でマネージメントしている方や後輩を持っている方はぜひ読んで欲しいです。